冬は真っ暗、夏は明る過ぎ、
丁度陽が落ちるかどうかの瞬間、赤い光線と大気の厚みを感じる青さが交じり合い、深い碧色になる瞬間を帰宅途中に見る事ができるのは、春と秋のほんの数か月です。
この複雑な空が大好きで、これをぜひLINEスタンプにして皆様にお届けしたい、と思ったのが2016年3月でした。
当時は審査もかなり厳しく、キャラクターが描かれていないスタンプはそもそも認められないというような理由で返却になりましたのは、今でも覚えていますが、これまたかなり複雑な心境でした。
さて置き、
最近も帰っている時に夕陽を眺めるのですが、神々しいと言うのは言い過ぎですが、田舎ならではの自然の美しさを感じていました。
これは写真に撮りたいなぁ、と思いつつ走りつつ、カメラは会社の記録用なので・・・こんなもの携帯電話で撮ってもちっとも良くは写りません。
一眼を借りて帰るのをいつも忘れていて、取りに戻るまででは、と思って・・・
昨日は、空気が澄み、遠くまで見渡せる状態だったので、今日こそチャンスと思って端から目を付けていた浜に行ってみました。
50枚近く撮って、一番良い写真がこれですね。
パソコンの壁紙用に用意したのですが・・・ちょっとかなり光の具合が強いものですから、人によっては眩し過ぎて凝視できないと思って小さい画像にしました。
下のサムネには、黒のフィルターを50%の透過具合でかけております。
<ご注意ください>
それも踏まえ、フィルター無しの大きい画像をご覧になる方は、ご自身の責任で下のリンクよりお進み下さい。
周防大島より見える夕陽
日中の写真ではないので、そこまでのキツさは無いと思うのですが、撮影の時かなり目に残像が焼き付いたので、やはり人それぞれ感じ方が違うと思いまして。
ご使用になっているモニタの輝度などにも起因いたしますし。
私は写真の調整をしているので、かなり輝度は下げているのですけど、世の風潮としては輝度が物凄く高めの設定ですよね。
陽が完全に落ちるまで少し時間があったので、同じポイントから見えた、こちらは平生町の大星山という風車が7基設置されている図を撮ってみました。
夕陽を受けて、風の谷のナウシカを連想させる一枚になりました。巨神兵がムックリ現れそうです。
海を挟み対岸なので、かなり距離があるのですが一眼レフだとクッキリですね。
ここからが本題、太陽が完全に隠れました。
実際に見るのと写真は・・・これもいつも書いておりますが、やはり差がありますね。
想うような具合になりません。
一定の基準で見切りをつけて仕上げてしまわないと、いつまで経っても生データの調整に時間がかかってしまいます。
こんな感じかなぁ。雰囲気伝わりますでしょうか。
そんな素敵な青空、今は審査も通り無事にLINEにてお使いいただけるようになっております。
キャラクターが描かれていない分、使いやすいのだと思いますがご好評いただいております。
もし良ければ、大切な方々とのコミュニケーションにお役立ていただけると幸いです。