本来ならば、本日2月3日が節分、
今頃ノコノコ、ようやく長い冬眠から目覚めている鬼たちいらっしゃるんじゃないの?
遅刻だよ、遅刻!笑
はい、
盛大にタイトルでダジャレをかましたところで、ハイここから大真面目に書きますよ、
毎年恒例のジャネーの法則にまつわる話。
毎年、って書くからってさかのぼって見てみたのですが、何と一番最初に始めたのは2019年!
プっ・・・
何と今年で三回目ではないですか。
感覚がオカシくなってる。
(加筆:2023年2月17日・・・ジャネーの法則のブログをキッチリ探してみたら、
この2021年の時点で、第4回目でした。感覚がオカシクなってる・・・ホントだ。笑)
ま、さておき始めます。
えーと、昨年の2月以降にメモした内容として、「おとな時間とこども時間が存在する」って書いてる。
これがジャネーの法則に関わるとは誰も思わないかしら?
えと、
これを思いついたのは、確かウチの子供を叱る際でした。
出かけなきゃいけないのに親の気も知らず、子供は遊んでばかりで何も支度を進めようとしない、
カチん・・・・・・
「おぃ!何やってんだよ!出発時刻決まってるんだぞ!」つい言っちゃう・・・
んで、
ん?出発時間決まってるのに・・・アレ?何でできないんだ?って思っちゃった。
大人は出発するために支度する。でも、子供は出発する事なんてどーでも良い、今が遊びたい時なのだ。
大人は焦る・・・子供はのんびり・・・時間の流れが違う!コレだ!って。
そしてメモして、今になってようやく膨らませようとしている。
このメモを見て、ジャネーの法則の話を書こうとしたら、瞬時に4つの仮定が導かれた。
(ありがとう、私の脳細胞よ!笑)
まず一つ目。
出発時刻の錯覚による。
大人の皆様、「10分前集合」「5分前集合」、こういった事って、学生時代の集団行動によって植え付けられていませんか?
社会人として当然とも言えるこの10分前集合。
例えば、9時に身支度を初めて、目的地に11時に到着するとしたら、一時間前の・・・・えーとえーと・・・
10時じゃなくて9時50分に家を出なきゃ間に合わない、って思っちゃう。
え?
11時に到着すれば良いのに、9時50分出発?
いえ、10時50分には「最低でも」到着しておかなきゃ、って考える。
さーいーてーいーでーもーぉ。
この最低でも、が曲者。
子供ならば、10時に出る、だから10時に出発すれば良い、でも大人は9時50分には出なきゃ。
では、9時25分になった時点での感覚としては「うわー、あと半分しか時間ないよ!間に合わなーい!」
子供たちには「え?あと5分あるけど?」
無い、と、有る、の感覚のズレ、お分かりいただけるかしら?
現地で待つのは良い、だけど遅れるのは絶対にダメ、こうなんですよね、多くの人は。
はい、二つ目。
焦燥感。
誰しも、生まれて来てから、平均寿命が80歳だとしたら、80歳までは生きれる、と思う。
そう思う、っていう事は実は勝手にゴールが80歳と決まっちゃったって話。
思わないよ、と言われる御仁であっても、実はこれが根底の意識にあるんじゃないか、と思ってる。
自分はあと何年生きられる。
実はもっと長く生きるかもしれないけど、80歳に設定してしまう。
また、逆も然り。
だが、逆はまた更に時間を加速する結果にも繋がる。
自分は80歳まで生きるけど、それよりも早く死ぬかもしれない、と。
子供はこんな事思っちゃいない、そう、それはそうなのです。
だから、子供には無限の未来がある。自分がいつ死ぬかなんて何も考えない。
だけど、大人は何かをしていてふと「あと自分は何年生きるか・・・」と考えちゃう。
「あと、40年か・・・」「あぁ、あと20年になってしまった・・・」「あと、5年・・・絶望・・・」
エンドが決まると、見えちゃう恐怖、怖い、時間は年々加速する・・・
三つ目。
経験に裏打ちされた時間への解釈。
そもそもこの話のスタートが「支度」からスタートした話なので、やはり身支度で説明いたします。
身支度にもいろいろあり、例えば「着替え」という厚み(ボリューム)があり、
その中に、「服を脱ぐ」という厚み、「服を取り出す」という厚み、「服を着る」という厚みがある。
だが、それは今まで生きた経験によって生み出された空間認識。
この厚みがあるから、身支度をここからスタートしなきゃいけない、逆算ですよね。
これこれこういうケースがあるかもしれないから、支度の時間にちょっとだけ足そう、
万一、もう一回トイレに行きたくなったら?あー、マズい、もっと焦らなきゃ!
で、設定した身支度開始の設定時刻。
でも、子供たちは、例えば、あと15分あるじゃん、その15分で着替えが済んでりゃいいんでしょ、
兎に角今は遊ぶよ、
時間ギリギリになったら瞬時に着替えるよ、ダイジョブダイジョブ・・・はい、おもちゃを出して、と・・・
なーんも考えてないのだ。笑
一瞬で着替える、そしてそれがゴールの時間だったら問題ない。
大人は思う・・・身支度・・・よ・・・よく考えて、着替えだけでいい?
着替えてから頭セットしなきゃいけないでしょ、その前に顔を洗わなきゃ・・・歯磨きは?
ずっと動いていても間に合わないの、何でそれが分からないの?
ボタン押したら、ツルっと服が脱げて回収され瞬時に新しい服がシュポって上から落ちてくると同時に着替えれているのだ。
素晴らしいね、子供たちよそんな道具今の世のどこにも無いぞ!
着替えたらすぐに出発だ!
いや、違うね、出る前にトイレだ、靴も履かなきゃならないぞ、それ1秒でできるか?
四つ目、ふぅようやく最後。
老化による保湿力低下。
は?
え・・・
は?
見間違い?
いえ、合ってます。書き損じでもありません、保水力の低下、かな。
小さい子、肌潤ってますよね。
え?何か違う事言ってる?
いえ、合ってます。笑
若い頃って、肌プルップルですよね。でも、加齢と共に、乾燥してカッサカサになる。
瑞々しいという事は、表面が張っている。
張っているという事は、山なりという事。平坦な道を行くよりも少し長い距離を走らないとゴールに着かない。
潤っていると余裕が生まれると思うんです。
年齢を重ねる毎に、最短距離が最適、という認識になる。
気が弛んでいれば、ポカーンと考えられる事が、弛みがない、ハリが無い、保湿力がない、
カラカラ、気が短い、もう時間がない時間がない時間がない、
時間の流れ方が違うのです。何せあちらは、時間が潤ってますから・・・
何で!そんな事に時間かかるんだー!ってなっちゃう。
ちょっと楽しい事考えて、山なりにゴールしましょうよ、スキップでもする感覚で、が、
ウォー、もうゴール一直線だー、行けー、やれー、進めー!って。
もう少し、保湿しましょうよ。
潤い、大事だと思います。
乾燥によって、心までカッスカス、スポンジ状態なんですよ。
はい、以上になります。
4個書きましたが、どれか一個、という話じゃなくて、
4個が複雑に絡み合い、もつれ、どんどんどんどん時間を加速していくんじゃあないか?なんてね。
超、個人的考察。
でも、まぁまぁ、面白く読めたんじゃあないか?
何て思っておりますけども、如何でしたでしょうか?
はい、また来年もやります。
できるかしら、できるといいなぁ・・・