オリジナルハンドスピナー完成。

はい、12時間以上経ちました。

実は、昨日ベアリングが届きました。
なので、
オリジナルのハンドスピナーを仕上げに向け作業しました。
bearing

ベアリングは手元に無い状態で、公表されているデータを元に3Dモデリングしたのですが、やっぱりと言うか当然と言うか、穴に入りません。
緩々では元も子もないので、予め削る事を想定して少し径を狭めているのですが、
それにしても全然入りそうにない感じです。
not

これは相当削らねばなりません。
400番のサンドペーパーでゴシゴシやってみたのですが、こをくらない感じです。
失礼しました、「こをくらん」というのは、大島弁で「全然ダメ」とか「歯が立たない」「埒があかない」こういった意味になります。
dekoponber

ゴソゴソ探してみたら、ありました250番の紙やすり!
これを鉛筆に巻いて、今度は円周に沿ってではなくて、縦の動きで削ります。
やりました、入りました。
まだ一個目だというのに、凄い達成感です。

続けて作業します。
周囲の3つの穴を同様に削り、かなり強引ではありますが、ベアリングを全て納める事に成功しました。
素材がナイロンであるお陰か、この3個は割と簡単でしたね。
bearing2

最後に中央に指で保持するパーツを上下に取り付けます。
オレンジを意識したパーツでしたが、分かりづらいので油性マジックで塗ってみました。
parts
今度は・・・この造形がブカブカ・・・
指で挟んでおかないと、ポロっと落ちてしまいます。
回してみても、ガタツキがあり長い時間は回りませんでした。
これはもうどうにもする事ができないので、エポキシパテで隙間を埋めると同時に接着します。
このパテが12時間で硬化する、冒頭のはその「12時間が経ちました」でした。

ベアリングを無理矢理押し込んだ為に少し斜めになっていたのも目視レベルではありますが修正し、
回る際の振動がなるべく起きないように工夫したところ、
手作りにしてはそれなりに楽しめる仕上がりになりました。
turn-hs

購入したベアリングが8個入りだったので、もう一個作れますね。
次回、またモデリングするとすれば、
もう少し巷で見かけない佇まいを持った物をデザインしたいと考えます。
軸受けも、今回正確に計測しましたので、次回こそは!
21mm

以上で、オリジナルハンドスピナーを作る、完結です。