はい、元の道まで戻ったところまで書きましたね、
嵩山に登るブログ第3回目となりました。
こちらが前回、あれ?下ってる??って思った方向です。
倒木もあり、危険な感じ漂う。
少し歩くと、また例の如く道案内の看板が。
今度は信用していいのかしらねぇ?
写真では分かりづらいと思いますが、斜め左上が嵩山山頂、右矢印が岩屋観音と書かれております。
じゃ、素直に左上に向かいましょうか。真っ直ぐに行く道もありましたが、そちらはさすがに、今度こそさすがに降りる道でしょう。
へいへい、あとは登るのみなんでしょう、分かりますよ、登りますよ。
この辺りから、ずっと謎の虫の羽音が付いてくる。
怖い。
やぶ蚊的な音。怖いというより鬱陶しい。長袖だし、足を清潔にしているお陰か、私はさほど蚊に刺される事は無いんだが・・・うーん、でも耳障り。
へい、登りますよ。あ、今回の内容、ほぼこの「登りますよ」で終わりますので、読むの面倒でしたらばスワイプでスワーって飛ばしちゃってくださいませ。笑
プーン・・・
あぁ、音だけでも何か痒い感じになってくる。
また看板だわ。
今度はしっかり山頂と書かれていますね、これならば大丈夫・・・でしょう・・・ね?
へい、登るゼ。
プラスチック製丸太風の階段じゃないところも存在しておりますよ。
こういう所は、ほぼケモノ道的な・・・滑りやすいのでお気をつけくださいませ。
辛い。
地獄・・・
いや、言葉が悪かったです、修行です・・・苦行・・・
崖の方撮ってみました。
落ちたら死ぬ、まではいかないだろうけど、大ケガでしょう。
手すりは当然無いですのでね、どうぞお気を付けて。ま、ジグザグ登ってる感じなので、滑り落ちてもさっき歩いた道、に戻るだけかしら、とか?
肩で息をする、ゼイゼイゼイゼイ・・・
薄暗いし、羽音は気持ち悪いし、息苦しさマックス。
こういう折り返しを撮ってみたのですが、ただひたすらにジグザグジグザグ上がっていくだけです。
そんなに勾配なさそうですか?
そうですね、傾斜はそこまで急ではないですが、歩きなれていない人は杖とかトレッキングポールって言うのでしょうか、あの山歩きの道具絶対に必要です。
私はもうフラフラ、兎に角崖から落ちないように、もうその事だけをブツブツ口ずさみながら歩きました。
「落ちないように」「落ちないように」・・・
仲間が居れば会話でも楽しみつつ、ゆっくり登る手がおススメですが、私は時間も無いし、一人でただひたすら歩く。
辛い・・・
疲労もピーク、膝に手を付き、ゼイゼイゼイ・・・標高高いせいか、息が物凄く苦しい・・・
し・・・死ぬ・・・
ん?
・
・
・
あ!マスクしてたんだった!苦笑
このせいか。
はい、外したら物凄く楽になりました。新型コロナめぇ(いや、自分で気付け!)・・・
幾分は楽になりましたが、日頃の運動不足を呪いますね、脚は上がらないし体は重いし。
乳酸が溜まって来て、休憩無しには歩けません。
一体、どれだけ登る??
手も付いて四つ這いで上がった方が早いかしら?という角度。
まだ着かないのか、誰に言うでもない恨み節を呟くと・・・
中腹出口の看板。
ん?
んー?
これ、どういう事かしら?
まだ、半分あるって事??
どうすっぺ?もうこの出口向かう?
辛いもの、もう止めよう、出て車でサーっと颯爽と登ろう。
いや、待て・・・せっかくここまで歩いたんだぞ・・・
レポートしなきゃ、ブログの為にここは歩こう。
しかし・・・どれだけ歩く?
本来ならば、中腹出口まで一旦行き、写真撮る性格なのですが、もう進めませんでした。ごめんなさいね、山頂に向かいます。
マップ的なものがありましたが、大破損。全く見えませぬが・・・
そして、私も息が荒く揺れているせいもあって暗いし写真ピンボケ。
明るくはなって来た。
でも、全然笑えない。
不安・・・
うぉぉぉおおお!山頂って・・・
あ、いやこれは山頂が近いって事じゃないや、こっちが山頂よ、というだけ。
テンション上がりかけたけど、ガクん。
マジですか・・・道が雑になってきておりますが。
グファー!もう勘弁してくれ。
もういい、マジで下山しよ。
どんだけジグザグさせるのよ!
あ、花!
和む。
どーでもいー事だけど、こんな事に癒しを感じる。
よし、もう少し頑張ろうか!
ぐふぁ・・・
やっぱ、無理だ。
全く先見えないし、やっぱり下りとけば良かった・・・
後の祭りや・・・
失敗や、ま、虫の音がしなくなっただけまだマシか・・・
ん?
・
・
・
え?!
コッチ?
は?
パーン!!
マジですか!
展望テラスに到着するのか?!
うほほーぃ、スゲーねココ!
キーター!
テラスからは、周防大島の金魚の形、その尻尾が全部見えます。
凄いです。
天気が良かったら、ですけど。
幸い、この日は天気に恵まれました。
見てください。
写真だけを表示する、を選ぶともっと大きいサイズで見れるように大きな写真を貼っておきました。
絶景です。
苦労して登った甲斐がありました。
でも、ちょっと予定とは違ってた、というか、こっちからまず頂上に着いて、そこからテラスまで下るのだと思っていたので、
突然テラスが現れた感じ、ビックリしました。
今回のブログタイトルが、展望テラス編ってなってたので、読まれる方は特に驚きはなかったかもしれません。
でも、私は知らずに登りましたので、え?ってなりました、本当です。
眺めは凄いです。
ぜひ、一度は登って欲しい。
残念な事に、山頂のTAKE OFFのフォトジェニックなのだけ撮って下山される方が多いと聞きますが、ここまで下りて来てー!
橘ウインドパークの屋根丸見えだから。笑
こちらは巌門ですね。
波に侵食され、岩に穴が空いている屋代島の観光名所の一つ。
丸見え。
残念ながら、穴までは見えません。
立岩までも!
こちらも、屋代島まで来たら訪ねて欲しい観光名所。
一望できます。
これでいいや、とか。笑
恋人と訪れたい歩いて渡れる島、真宮島までも!
この日は本当にタイミングに恵まれたのですね、
潮が引いており、渡る砂浜も全部見えました。
まー、写真では良さがあまり伝わりません、ぜひご自身の目で確かめて欲しいのです。
私も、仕事中じゃなかったら、もっとゆっくりと眺めていたと思います。
写真もパシャパシャ撮りましたが、もっともっと撮りたかった。時間が足りませぬ。
じゃ、展望テラスよ、ありがとう!
もう、行くね。
次回、最終回になるかな?
嵩山に登る第4回をお楽しみに♪