嵩山に登る(天狗岩編)。

周防大島の山々を紹介するブログ第三弾、嵩山へ登るカッコ天狗岩編カッコ閉じるです。
ま、第一弾の文殊山は結局登れてませんけどね。文殊堂を目指す!
そうそう、そもそもアレは、山登りが目的ではなくて、文殊堂を目指したんだった。

さて置き、
嵩山・・・他のスタッフの話によると、小学生の頃に遠足で登る山らしく、そんなに急でもなし道も良いし歩きやすいよ、と。
なるほどなるほど。
そして何より、今この周防大島でのフォトジェニックナンバー1な写真を撮るスポットとして有名なTAKE OFFの文字が書かれたパラグライダーのフライトポイントがある山、
こちらは、大島の結婚式での撮影ポイントでもありますし、前々から行きたいとは思ってた案件。
早速行ってみた。
バン!
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うぉぉぉ!
え?
ん?・・・
違うの?
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確かに違いました・・・ショボーン・・・
はい、コチラ↓橘ウインドパークと言いまして、まずはここで練習しましょ、という所。
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はい、続けます。
このウインドパークから撮った嵩山がコチラ。
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標高619mの山、今までの文殊山、飯の山とは格が違う気がします。
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そしてココだー!嵩山に登るならば、TAKE OFFだけじゃない、絶対にココも行くべきポイント展望テラス。
うーん、楽しみ♪
何より、道が良いっていうのが良いじゃないの。(鵜呑み)

さて、ウインドパークより数日、梅雨時期なのに天気もまずまず。
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他のスタッフも背中を押してくれた事だし、旅立つか。
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目的としていたやすらぎの丘に到着!
えぇぇぇ!イキナリかい?!と。
いや、ね、
あの・・・一人でやっているものですから、途中の写真とか無理でした。

ただまぁ、ハッキリと言っておきます。
ここに車で登るまで・・・死ぬかと思った・・・
以前、帯石観音までは行った事があります。
そして、道なき道を進み、天狗岩を目指した話はブログに記載済み、もしよろしければ読んでみて下さいネ。
延命の滝と帯石観音
だから、
大島オレンジロードを一つ中に入ると道が細い事は知ってた。
細っ、って改めて思ったけど、まぁ、田舎道、こんなもの。
で、分岐点、
今回は帯石観音に向かわずに嵩山への矢印がある方に進む。
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あぁ、コリャダメだわ死んだな、と何度も思ったから、岩屋権現に着いた際にすぐに撮った写真がコレ↑分かりますか?
木漏れ日の明暗が凄い事。
これを撮影した時刻が写真のプロパティによると、12時44分。
帰って調べてみたのですが、この日の太陽高度が一番な時刻が11時45分。
12時45分では、この高度が最高時点から5度程下ではあるが、まぁ真上から垂直に車までの陽射しがあったと思われます。
道は、まあまあ良かったですよ、飯の山よりもよっぽど登り安い。
だけど、時間がダメだったね。泣
光、影、光、影、光、影、光、影・・・もう、目に日差しと暗がりが一気に襲い掛かるのよ。
しかも片眼づつ、例えば右目が光で左目が影とかもある訳ですよ、もうそうなると前が一切見えません。
瞬間で、光、影、光、影、光、影・・・脳が対応しきれない、目の前真っ白。死ぬ、って思いました。
あまりにも危ないので、ゆっくり進んだところであまり変化なしでした。
太陽高度、しっかり調べてから登りましょうね、こちらのブログを読んで下った皆様。
今回、唯一の使えるアドバイスでした。

さて、歩いて天狗岩への道を下ります。
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よし、ここから下るんだな・・・
前回の天狗岩ブログでは、細い金属ハシゴのみ・・・恐怖しか無かったですが、
今回は何となく行けそうです。ガイドブックも見たし、ここから60メートルくらいだって。
ワクワク・・・



わ・・・
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く・・・
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わ・・・
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く・・・
シネーヨ!!怒
コォレ、道ナンデスカ!!
ぞわぞわしたからね自問自答してみたよ、ね?引き返す??
ね、戻る??
ネ、帰る??
ポジティブな意見一切出ない。
マジでヤバイ!登る月、間違えたー!!
秋とか冬とかがイイゾ絶対!
ざわざわざわざわざわざわ・・・
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危険、絶対危険!
心臓バクバクバクバク、帰るかマジで、もう来ない?折角ココまで来たのに?
とりあえず一回行ってみよう、もう二度と来ないでいいから、頑張ろう!
何の為に、あの目ぇチカチカ地獄を味わったのサ?
兎に角、行こう、これ以上ワサワサだったら戻ろう・・・腹を括った。
恐る恐る進むも、普通の仕事の靴、ステーーーン!足を滑らせて、二度後頭部を打ちました。
それでも気を付けてたつもりですよ。安易にこういうトコに来るな!と。笑
下、柔らかい土で助かりました。でも、
シダ植物がもわもわもわもわもわもわ・・・
ゾゾゾゾゾ・・・
もぅね、怖いったらない、何で私の冒険、いつもこんななの?
いや冒険しに来た訳じゃないって!
どっちかと言うと観光よ・・・
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という泣き言を一人ぶつぶつ言ってたらイキナリ視界が開けます。
パーーーン!
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コォレェはスゴイ、キター!
で、後ろを振り向く・・
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オイオイ・・・
前を向く。
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後ろ。
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
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もう、ずっとココに居ようカシラ・・・??
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そんな訳にはいかないので、もう一度腹を括る・・・モウ二度と絶対に天狗岩、ナイ・・・
道じゃネーじゃネーか!怒
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やり場のない怒りに任せグイグイ戻りましたよ。はい、ここまで戻ればもう怖くない。
この写真見て、まだ安心できない人がいらっしゃったら、もう1mmも天狗岩には近付かない方がいいってば、よ。笑
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日差し、ちょっとだけ和らいだ感じが分かりますか?
写真のプロパティを見ると13時03分でした。
たったの15分でもかなり違う気がしました。
車で嵩山を目指すならば、夏場は絶対に避けて、あと、お昼の時間帯は絶対にNGです。
はい、すみません、いろいろ書きたいんですけど、一旦休憩させてください。
では、また、お楽しみにぃ~